97歳、元気です! Part3

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この写真は、2023年4月頃96才の時。三輪自転車を颯爽と走らせていました。今でも足腰痛いところがなく歩くことはできますが、重い三輪自転車を支えることが難しくなったので、今は乗っていません。というか、本人は乗れるつもりでいますが、私が乗ることを止めています。
ご両親が認知症で介護をしていた友人が言っていました。「後悔したことは、父から自転車を取り上げたこと。」自転車に乗らなくなったことにより、一気に活動範囲が狭まり、そのことが認知機能の低下を加速させたそうです。
私も全くその通りだと思っていたので、周りからは危ないのでは?という意見はありましたが、乗ることを止めませんでした。しかし、平坦なところでバランスを崩している姿を見るようになり、さすがにもう無理かなと判断しました。

母が、「まだ乗れるのに、」と言って、悲しい顔をするのを見ると辛くなります。

でも、まだどこも痛いところがなく、杖を使わずに歩き、階段の昇り降りを毎日している姿を見て、
「凄い! 誰よりも元気で若い!! 70歳代にしか見えないよ!!! 」と言うと、「そう?普通だけどね。」と、ちょっと得意げな顔をします。
そして、通っているデイサービスで行うレクリエーションゲームでは、一番高齢の母がいつも一番にできるらしく、
「まだまだ、若い人には負けないね。何でもできるからね。でも、走るのは もうできないかしらねぇ~。」って、真顔で言います😆🤣
いつも同じやり取りになりますが、そんな時、幸せな気持ちになります。

この負けん気の強さと思考が、長生きの秘訣かしら。

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